2016年1月17日日曜日

健康寿命を長くする、50歳からのライフスタイルとは?

 清水スタイルです。

 弊社では、食品添加物ゼロの食品、ヴァージンココナッツオイル、ココナッツウオーター、ココナッツクリーム、そして、活性酸素吸収能力値(ORAC値)がクローブよりも高いマンゴスチン果皮パウダー、東南アジアの癌患者が民間食事療法として使用しているサワーソップ茶葉を販売しています。

 総務省の国勢調査結果からの男女の平均年齢と、厚生労働省が発表した男女の健康年齢との間には10歳の開きが有ることが知られています。この10年間の開きは、寝たきりや介護の期間となっています。これを縮める為に、私達は自分に合った健康術を探し、実践していかなければなりません。

 さて、ここで、「50歳からは炭水化物をやめなさい」の本をご紹介したいと思います。

 著者の藤田名誉教授は、サナダムシをご自分の体の中で飼って、アレルギー体質にならないように、又、免疫力を上げる生活をされている異色の方です。

 私も、既に50歳をとっくに超えましたので、如何に健康的に歳を重ねるか、ピンピンコロリを実践できるように、大変興味を持って読むことができました。
 皆様も、この本から何かのヒントが見つけ出せるのではないかと思います。


 「第1章 50歳からは食べ方を変えなさい。」では、細胞内に有るテロメアが100歳を設定しており、テロメアの短縮スピードを遅くすると、最大125歳迄生きることが出来る。 
(テロメアとは? 人体の60兆個の細胞を「神経系」「内分泌系」「免疫系」の3つの制御系をテロメアが制御して、一つの個体として動くように外見も内部も均整のとれた体にしています。)
 その為には、解糖エンジンから、ミトコンドリアエンジンに切り替えなければいけないと言う。これは、糖質中心の食事から、蛋白質・脂質・葉野菜中心の食事に切り替えることを意味します。理由は、50歳迄は糖質がエネルギー源であるが、50歳を超えると、糖質は活性酸素の影響を受け、老化が加速し、癌細胞が生まれ易くなるという。
 糖質制限することで、糖尿病、高血圧、動脈硬化、認知症も予防できるという。
 ラドン温泉の適度な放射線を浴びることは、細胞の健康に良いという。
 酵母菌が死滅していない味噌(発酵食品)は放射線被曝の影響を小さくする働きが有り、放射性物質を排出できるという。又、この味噌には抗酸化力が有る。しかし、店頭に並ぶ味噌は酵母菌が死滅しており、酵母菌が生きている味噌を料理に使うようにしなければいけない。
 
 「第2章 寿命の回数券「テロメア」に効く食べ物」では、寿命は自分で決められるものだという。リスク遺伝子で決まるものではない。
 健康な生活は、清潔な生活から生まれるのではなく、腸内フローラを大切に、腸内細菌を豊かにする生活が大事で、活性酸素を作らない、増やさない、活性酸素を消去する生活が大切であるという。
 ファイトケミカルの、香り、苦味、辛味の強い野菜や、ネギ、ニンニクは細胞膜を壊す料理が良く、そして、出来上がった料理はよく噛んで食べるなどして、積極的に摂ることが必要と言う。
 化学薬品の食品添加物、農薬、化学肥料、放射線等を除去する為に、タワシで水洗い、酢水に浸す、茹でこぼして、アクを取らなければならないという。
 抗酸化食品を評価する、新しい指標ORAC値(活性酸素吸収能力値)が有ります。この数値を知って、抗酸化食品を選ぶようにしましょう。
 米国では、最近、癌患者が減少しています。これは、全米を対象に、野菜を積極的に摂取する運動が行われたからです。しかし、日本ではそのような運動は起こらず、逆に野菜の摂取量は減っています。
 フランスでは高脂肪の食事を摂っているにもかかわらず、動脈硬化や心臓疾患の患者が少ない。これは赤ワインのポリフェノールの効果であると知られています。その他にも赤ワインが脳の蛋白質のゴミ・アミロイドベータをを分解することから、飲める人は、甘くない赤ワインは1日2杯が適量飲んだ方が良いとのこと。
 ミネラル成分の多い、硬度の高い水、硬水は一般的に良いとされています。しかし、体質、症状を考慮して、硬水、軟水を選ばなければいけません。
 アルツハイマー病予防には水素水が良いと言います。しかし、開封と同時に、水素が気化してしまうので、経済的で、品質の良い水素水は探すのが難しいようです。
 又、ブラジル産の密林で採れたプロポリスは、抗酸化力が強くて良いという。

 「第3章 長寿遺伝子をオンにする食べ方」
 老化速度を遅らせる長寿遺伝子は50歳にならないとオンになりません
 50歳過ぎからダイエットをしなければならないが、カロリー式ダイエットで空腹にしてダイエットするのではなく、糖質制限食ダイエットは糖質だけを避けるダイエット法なので、カロリー計算の必要がなく、糖質の品目を外すだけなので、簡単で空腹にはならない。
 コレステロールは重要な成分です。脳の60%が脂肪で、ホルモンを作るのにコレステロールが必要であることから、重要な成分である。注意すべきはコレステロールの酸化である。
 週に3回ぐらいはヒレ肉、モモ肉を食べた方が良い。性ホルモンが減ると男性も更年期障害になるという。
 多くの牛、豚、鶏はホルモン注射、抗生物質、成長促進剤などの薬品で管理されております。有機塩素系農薬、ダイオキシンは、脂身に溜まるので、脂身は食べないこと。
 ボケ防止の油は、オメガ3系オイルとヴァージンココナッツオイルであり、マーガリン、ショートニングは脳を劣化させるので絶対に口にしないこと。50歳を過ぎてからのマラソンは危険である。ラドン温泉、体を温める温泉はとても健康に良い。

 「第4章 腸と心を充実させると、人はボケない」
 ピンピンコロリは、腸の健康が大切です。腸内細菌を増やすと、活性酸素の発生を抑えられます。腸内細菌+免疫力+テロメアの3つを上手く連鎖させることで、働きを強めて長寿と健康という幸せのサイクルが回り、介護の要らない体になるという。
 腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスを良くして免疫力を高めて、理想状態に近づけられる。悪玉菌だけが無くすと、腸はうまく働かないことに注意。
 日本人の便が小さくなっています。これは十分な腸内細菌が育っていないことを意味し、腸内細菌数が少ない、エサとなる食物繊維が少ないことを意味します。腸内細菌を増やす生活をしましょう。
 腸内細菌は、肉体と精神面の健康、そして美容にも関係しています。ドーパミン、セロトニンは腸内細菌が合成しています。食物繊維を摂ることで、鬱が治り、自殺防止もできるのです。 腸内細菌を育てることで、ボケも防止できます。日本人の食文化の中の発酵食品は「若返りの食べ物」です。ヨーグルトの乳酸菌は、胃酸で死滅してしまい、大腸まで生きて届けることは困難です。ところが「生きた菌」でなくても、大腸の腸内細菌のエサとなり、腸ない細菌を増やすのに効果を発揮します。
 焼きバナナは、バナナのオリゴ糖が増え、腸内細菌のとても良いエサになります。
 防腐剤、食品添加物、化学調味料は、腸内細菌には毒となるので、これらを含む加工食品は摂らないようにしなければならない。
 抗菌剤、除菌剤、薬用石鹸を使用すればする程、清潔にすればする程、私達の免疫力は低下します。これらを使わない生活をしましょう。
 免疫力の30%は私達の心が決めています。
 1日10時間以上睡眠を取る人は早死にします。
 40歳過ぎて離婚した男性は、癌になり易い。両親から飲める酵素を受け取った人、アルコールを飲める人は、飲んだほうが免疫力が上がるので、休肝日の設定は必要ありません。「酒と女は2合(号)まで。」
 心が楽しんでいる時にNK細胞活性は上昇しており、ストイックに生活しても免疫力は上がりません。

 以上をまとめると次のようになります。

  1. 50歳を過ぎたら、糖質制限食に変え、白米、甘い食品は食べないこと。
  2. 色が濃く、香りの強い野菜を多く摂ります。
  3. 食べ過ぎ、飲み過ぎは、テロメアを縮めます。
  4. 一口30回よく噛んで、ゆっくり食事を摂る。
  5. ネギ、豆腐、ワカメなど具たっぷりな、酵母が生きている味噌、天然調味料で作った味噌汁は長寿パワー食。
  6. 非加熱の水は、病気、ボケ、老いを予防します。
  7. 食品添加物の入った加工食品は慎むこと。
  8. 週に2−3回は肉を食べる。
  9. でかいウンチを作る。
  10. 生き甲斐を持って、努めて大らかに暮らすこと。

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