2017年2月23日木曜日

理想的な食事スタイル

 食品添加物の入った加工食品を使わないで、脂質、適量の動物性タンパク質と植物性たんぱく質を中心に、ビタミン、ミネラル、食物繊維も忘れずいっぱい摂りましょう。

 脂質は油、脂肪酸とか呼ばれますが、たんぱく質よりも多くのエネルギーを産生するので、多く摂っても構いません。体が消化できなくなると体から排出するからです。又、健康に良い油は肥満とは関係しません。ですから、健康に良い油は多く摂っても構わない栄養です。
 では、良い油とはどんな油でしょうか?
 ①長鎖不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸のオメガ3系オイルです。とても酸化し易いので、製造してからの賞味期限がとても短く、熱にも弱いので、αリノレン酸が含まれる亜麻仁油やエゴマ油よりも、魚料理の刺身、煮魚、蒸し魚料理から、EPA・DHAが含まれる魚油を摂った方が良いようです。αリノレン酸は体に入ると、 DHA(ドコサヘキサエン酸)およびEPA(エイコサペンタエン酸)に変換されます。
  DHAには脳血液関門(脳への入り口)を通り抜け、脳神経を活性化し、記憶力の向上の効果があります。EPAは、脳血液関門(脳への入り口)を通り抜ける事ができません。  
 EPAは、血小板凝集抑制効果が非常に高く、心筋梗塞や、虚血性心疾患の予防効果が非常に高いといえます。DHAも、効果は持っていますが、EPAほど高くはありません。

 ②清水スタイルの有機JAS認証取得ヴァージンココナッツオイルは中鎖飽和脂肪酸が62%で、母乳に含まれるラウリン酸、カンジダ菌に作用するカプリル酸、カプリン酸が含まれるオイルです。摂氏24度以上では無色透明のオイルで、料理油として用いたり、そのまま飲んだり、肌に塗ったりできるオイルです。飽和脂肪酸が93%なので酸化し難く、多くの中鎖飽和脂肪酸が含まれているので、肝臓で中性細胞を燃やし、遅効性で、持続時間が8時間と長いケトン体を多く生成して、糖質制限食ダイエットを支援し、糖尿病、認知症、老化現象、癌の発症リスクを下げるなどの効果が有ります。

 ③MCTオイルは、カプリル酸とカプリン酸だけの、中鎖飽和脂肪酸が99.8%のオイルで、無色透明、無味無臭、摂氏0度まで固まりません。ヴァージンココナッツオイルよりも下痢し易いのですが、ブレンダーでコーヒーやココナッツウオーターと混ぜて撹拌すると美味しい飲み物ができます。速攻性が有り、持続時間が3時間と短いケトン体を肝臓で作り、中性細胞を燃やすなど糖質制限食ダイエットを支援します。又、糖尿病、認知症、老化現象、癌の発症リスクを下げるなどの効果が有ります。忙しい朝のエネルギー供給には便利なオイルです。

 ④ 有機JAS認証取得ヴァージンココナッツオイルとMCTオイルとを3:4で混合すると互いの欠点が補完します。 母乳に含まれるラウリン酸が含まれ、速効性が有り、持続時間8時間のケトン体を肝臓で作ります。

 ⑤ 清水スタイルの有機JAS認証取得ココナッツサイダーヴィネガーは短鎖飽和脂肪酸に属し、肝臓でケトン体を作ります。そして、この酢に含まれる水溶性食物繊維が腸で発酵分解されて短鎖飽和脂肪酸に代わり、アセト酢酸、βヒドロキシ酪酸になり、抗癌作用が二重に発揮します。

 食物繊維は途中、胃液の影響を受けずに確実に腸に届きます。
 下記の点で、ヨーグルトと異なり、上記の酢は安全であると言えます。
 ①乳酸菌は腸内では増殖しないので、絶えず補給しなければいけない
 ②食べた人の腸と相性の良い細菌でないと効果が発揮できない
 ③腸まで到達できないと、効果が発揮できない。
 ④甘味料に、遺伝子組換えされたコーンを原料に作った異性化液糖(ブドウ果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖)が多く使われている。

 不溶性食物繊維は、腸内壁に付着した食べ物のカスを腸の蠕動運動で便として排出し、病気の原因を取り除きます。

 水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになるだけでなく、腸で食物繊維を発酵分解して、短鎖飽和脂肪酸を作ります。
 水溶性食物繊維は、便秘解消だけでなく、腸内フローラを豊かにして、腸管免疫細胞を活性化させて、短鎖飽和脂肪酸からアセト酢酸、βヒドロキシ酪酸が生じて、免疫力を強化し、病気になり難い体に変え、アレルギー、癌の予防改善に役立ちます。


 ところが、糖質は、炭水化物から食物繊維を除いたもので、砂糖も含むもので、これを食べると、血糖値を上げ、インスリンを分泌し、アドレナリンを分泌して攻撃的性格に変わると言われています。インスリンを分泌すると、グルコーススパイクと言って血糖値が急激に下がり、途端に元気が無くなり、精神的に良く有りません。甘いものを食べて元気になると言いますが、これはアドレナリンのせいで、暫くすると元気がなくなります。
 これを繰り返すと、メタボ体型にし、血糖値が高くなる糖尿病になります。
 又、糖質は、ミトコンドリアでのエネルギー産生量が少ないことから、短時間でエネルギー不足になり、脳がエネルギー供給するように指示を出すので、短時間で空腹になるのです。
 そこで、糖質摂取を断つ(糖質制限する)と、脂質、たんぱく質がミトコンドリアに働き、エネルギー産生量が多くなり、エネルギー不足が解消され、「腹空いた」と感じることは減ります。1日2食の生活になり、メタボ体質が解消できます。

 糖質制限しているつもりでも、多くの調味料にも実は小麦が使われていたり、根菜類にも含まれています。過度な空腹感を感じるようでしたら、まだ完全には糖質制限していないと言えます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム