2016年2月15日月曜日

ヴァージンココナッツオイルの国際品質とローカル品質の違い

おはようございます。

清水スタイルです。

前回は、国連関係機関アジア太平洋ココナッツコミュニテイAPCCが規定するヴァージンココナッツオイルの国際規格について説明させて頂きました。

今回は、フェイスブックに黄色の沈殿物のあるヴァージンココナッツオイルは安全ですか? 味とか匂いについて質問される件が続きましたので、下記の文章を掲載しましたので、お知らせします。

引用開始
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昨年、今年と同じ原産国のヴァージンココナッツオイルで、カビが発生事件が発生、回収騒ぎが起きています。

又、他にも、沈殿物が見られたり、水のような無色透明でなかったり、味と匂いが強かったりと品質に問題のあるものが増加してきています。

同業者の私としては、とても辛く残念であると思っています。

国際基準で作られたヴァージンココナッツオイルではそのようなことは起きません。
ヴァージンココナッツオイルはカビが発生するのではなくて、国際基準通りに作られていないものにそのようなことが起きています。
ヴァージンココナッツオイルをご利用されている方々には、誤解して頂きたくないと思いで、この文章を書くことにしました。

カビが生えていなくても、ニオイや味が強かったり、沈殿物や浮遊物があるものが、平気で販売されています。粗悪品にもかかわらず。
.
又、 国際機関アジア太平洋ココナッツコミュニテイAPCCでは、エキストラという単語のついたエキストラヴァージンココナッツオイルではなく、ヴァージンココ ナッツオイルという名前を規定しています。理由は簡単で、ヴァージンオリーブオイルの酸化度の低いものにエキストラ( 特級 )という意味の単語が付きますが、(最近では、偽装した粗悪品も出回っていますが。) ヴァージンココナッツオイルは、そもそも飽和脂肪酸が92%占めているので酸化し難いので、APCCでは、エキストラという単語の本来の意味に相当しない とし、付けることを認めていません。

国際基準では、例えば、水分量、沈殿物、色、味と匂いはキチンと規定され、問題のある製品は、国際基準に合致していない、粗悪品です。

弊社では、この国際基準に忠実に守る製造方法で、継続的に作れる工場を探し出し、そこに製造委託しています。2012年からヴァージンココナッツオイルを販売していますが、品質改善に取り組まない企業とは、契約を破棄し、現在3社目になっています。
皆様には、是非、正しい理解をお願いします。
たかが、ヴァージンココナッツオイル、されどヴァージンココナッツオイルです。
宜しくお願いします。

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引用終了


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